粒調砕石(M-30)とは
粒調砕石とは粒度調整砕石の(りゅうちょう さいせき)の略称で、粉砕した天然の岩石を機械で篩い分け、よく締まるよう粉体と砕石の比率を調整したものになります。
M-30の「M」とはMechanically stabilizedの頭文字で「機械で粒度を安定させた」といった意味で、「30」は0㎜から30㎜までの粒で構成されている事を意味します。
転圧するとよく締まる性質の為、土間コンクリートやフェンス柱、住宅基礎等の各種基礎やアスファルトの下地(路盤材)、また駐車場の敷砂利として用いられます。
一般的に「クラッシャー」「クラッシャラン」「切り込み砕石」と呼ばれる事もありますが、厳密にいえばクラッシャーはC-30やC-40のことで、同じく粉砕した天然の岩石を原料としますが、ふるい分けと比率の調整を行っていないものの事をさします。
その為、M-30はC-30の上位互換と考えて頂ければ間違いないです。